父へ
4年前に実父を亡くした。
あれからの4年間は、それを受け入れるために費やした日々だった。
父の死が、自分のせいではなかったと思いたくて、自分を正当化するためにあらゆるもの、考えを取り入れようとして、うまくはまったり、拒絶反応をおこしたり、もがいてもがいて。
そしてまた巡ってきた冬季オリンピックの冬。
4年たって
ようやく今は心穏やかに、言える。
お父さん、私のせいで寂しい思いをさせてしまってごめんね。
東京の家はまだ壊されてない?
まだ、そこにいるの?
今日は雪が降っているよ。
寒いから、うちにおいで。
また一緒に暮らそう。
田舎はなーんにもない寂しいとこだけど
私がずっと一緒にいるからさ。
だから
うちにおいで。
お父さん
大好きだよ。
これから、過去に他ブログで書いていた日記のうち、残しておきたいものをこちらに転載します。
残しておきたくないものと一緒に、あちらのアカウントは削除してしまいたいので。
転載の文章は、タイトルの後に当時の公開日時を入れることとします。